標高274m、五泉市と田上町の境界線上にあり「護摩堂城跡」でもある護摩堂山。
護摩堂山の山頂付近に広がる「あじさい園」では毎年、約3万株もの色とりどりなあじさいが咲き誇ります。
2022年も「そろそろ、あじさいが見頃だ」という話を登山した人から聞きましたので、何故か梅雨も明けて気温上昇気味の昨今を考慮し、数日様子を見た上で早朝に登山する事にしました。
今回は、午前7時頃に田上町側の駐車場に辿り着いたんですけど、もう満杯(笑)。
どうしようかなあ・・・と悩んでたら、夜明け前頃から登山したと思われる一行が丁度、下山してきて車乗り込んでいたので、その人達が出るのを待って、空いたスペースに駐車する事が出来ました。山の神様、ありうがとうございます。
さて、護摩堂山の山頂付近に広がる「あじさい園」のあじさいですが、山頂付近にある「あじさい茶屋」の店主が、岩山にわずかに咲いてたあじさいを自ら植樹し、ここまでの規模まで育て上げたという話もありますが、長ーく詳しい話は、店主からお聞き下さいませ(何度か延々、お聞きしております)。
「護摩堂山」の由来は平安時代、田上町側の山の麓に栄えていた真言宗系寺院の「奥の院」が山頂にあり、開祖の空海さんが護摩壇を築き、山頂で密教の修行をしていたらしい、という言い伝えからだそうで。
その後、築城年代不明(平安時代後期という説あり)の「護摩堂城」が築城され、戦国時代の記録には時々、登場してるという話でして。
山頂付近には「護摩堂城」に関連する案内看板があったりします。
山頂付近の奥まった所には、「ムジナ」の「団九郎」伝説に関連するであろう「祠」があり、狐の姿をした石像が据えられております。
以前の記事をまとめて貼っておきます。
2021年の記事。
2020年の記事。
2019年の記事。
2018年の記事。
2016年の記事。
2013年の記事。
護摩堂山の山頂付近に広がる「あじさい園」、2022年の様子は以上でございます。