加持顕の日々是新潟

新潟在住の加持顕(かじあきら)が県内のニッチな情報をお届けしてます。

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察

五泉市南蒲原郡田上町の境界線にある「護摩堂山(標高274m)」

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察

6月下旬から7月初めにかけ、山頂付近に広がる「あじさい」が綺麗な場所です。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察

 

弘法大師空海)が山頂付近で「護摩壇」を築き、密教の修行をしたという言い伝えから、「護摩堂山」と命名されたそうで、また「護摩堂城」という山城址でもあります。


2020年度の「護摩堂山あじさいまつり」は、「COVID-19」感染拡大防止の観点から中止されたようですが、あじさいは毎年咲きます・・・。

 

いつもは「あじさい園」を眺め、「あじさい茶屋」でところてん食べて帰るのですが、今年(2020年)は今まで見つけられなかった場所も訪問してきました。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察


6月下旬、田上町側に設置された駐車場に車を置き、徒歩40分かけ山頂付近まで。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察

あじさいの方は、まだ咲き始めだった模様・・・。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察


さて今回、あじさい茶屋から山頂に向かう道の途中で何故か気になる道を見つけ、直感に従い進んでいくと・・・・ありました(笑)・・・長年探してた場所が。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察


看板もなく、「祠」に狐と思われる石像が据えられておりました。

ここが多分、長年探してた「団九郎」の祠なんだと思われます。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察

 

さて、団九郎にまつわる伝説を探し読んでいると、登場するのは「ムジナ」の「団九郎」。

この「ムジナ」を「狐」とする説と「狸」とする説で、解釈が異なってしまってる模様で・・・。

まず、「狸」説を採用した田上町は「狸の石像」作り、「狸のお菓子」を考案したりしてるようです。

 


私が支持したいのは、祠の石像で確信した「狐」説。

 

「狐」説を採用すると、「団九郎穴(岩屋)」に関する伝説が、新潟・関屋浜の松林に住んでいたという「団九郎」の伝説と繋がるようです。

 

最初、護摩堂山に居た「団九郎」が、関谷浜に移り住んだという話になってます。

その伝説とは、膳や食器がない村人に、住処(岩屋)の前でお願いすると、翌日には貸してくれたという事。

が、貸したモノを返さない不届きものが居たので、関谷浜に移って行った・・・と。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察


なお、護摩堂山の「団九郎穴(岩屋)」があった付近は、江戸時代から昭和初期まで、「護摩堂石」と呼ばれる火に強い「かまど用石材」が採れる場所だったようで。

護摩堂石」採掘のため、「団九郎穴(岩屋)」が所在不明となっているようです。

 

護摩堂山頂付近の祠と「団九郎」伝説考察


あじさい」だけでなく、歴史や伝説にまで目を向けると、「護摩堂山」山頂付近のちょっとおどろおどろしい雰囲気も納得出来ますよね・・・。

 

来年は、もうちょっと突っ込んだ情報得て、山頂まで行ければいいなあ・・・。


護摩堂山