「護摩堂山(標高274m)」。
山頂付近に五泉市と南蒲原郡田上町の境がある山なんですが、この時期はあじさいを見に大勢の方が訪れます。
かつて、岩山にわずかに咲いてただけのあじさいを自ら植樹。
観光名所になる規模まで丹精込めて育てあげたと語るご主人が経営する「あじさい茶屋」があるあたりは、五泉市なんだそうです。
ということで、「あじさい茶屋」が建つ崖付近のあじさいが、一番綺麗に咲いてます。
その付近(私有地)に入場する際は、茶屋で何か購入してからお願いします。
今年は、下草の伐採が追いつかないとのことで、ちょっと見ずらいかなあ・・・との事。
時期が良かったのか、いつもはくすんで見える山頂付近のあじさいも、綺麗に咲いてましたね。
以下、蛇足。
田上町側の山の麓には平安時代、真言宗(開祖は空海)の寺院があり、修験の山として栄えていたらしく。
山頂には寺院の「奥の院」があり、空海さんが護摩壇を築き密教の修行らしい、という言い伝えから「護摩堂山」という名称が定着した模様。
あと「手取ヶ淵の滝」でも、滝修行してたんだろうなあ・・・。
築城年代不明(平安時代後期という説あり)ながら「護摩堂城」があり、戦国時代の記録に時々、登場してる模様。