機会見つけて何とか行きたいと思っていた、宝徳山稲荷大社で毎年11月02日夜(平日です)行われる神事「神幸祭(よまつり)」。
今年は偶然のタイミングでと言うか、運良く参加出来ました。
念願の「火の鳥(撮影禁止)」も、しっかり自分の目で確かめる事が出来て幸せでございます。
以前、宝徳山稲荷大社に参拝した様子を書いたブログ記事は、下記リンクからどうぞ。
長岡市飯塚の巨大な神殿で圧倒的な存在感を誇る「宝徳山稲荷大社」。信者は全国に及び、参拝者は年間30万人余にもなるらしいです。
そして奥の院が鎮座する長者ヶ原は、縄文時代にまで遡る事が出来る聖地とのこと。
神仏研究家の櫻井識子さんは、大きなキツネ姿の神様(山の稲荷さん)に参拝時コンタクトしたそうです。
さて、「宝徳山稲荷大社」で一番有名な神事が、毎年11月2日深夜に執り行われる「神幸祭(よまつり)」です。
「奥の院」周辺にて願い事を書いたロウソクを深夜一斉に点火するのですが、その光景は圧巻であり幻想的。
偶然参加出来た今回、早く行かないと奥の院の駐車場に向かう車渋滞に巻き込まれるため、夕方6時位に本殿に到着・・・。
夕方9時位から「ろうそく畑」と呼ばれる奥の院一帯に奉納されたろうそくが、一斉に点火されて行きました。
いわゆる「ろうそく畑」は2段あるそうですが、点火作業をされている方にお聞きすると、何十人もの方が一斉に作業しても、1つの畑を点火し終えるまで1時間はかかるそうです。
今年は午後9時頃から、夜空にはばたく「火の鳥」を見る事が出来ました。
神社側からきつく「撮影禁止」と言われておりますので、目で見て記憶に留めるだけにしておきました・・・。
「1年は幸運が訪れる」事を切に願いたいものですが、これを書いている現在、仕事運に関しては本当にアップしてますね。不思議な事に(笑)。
「暁之儀」と呼ばれる神事は、11月02日夜12時(3日0時)から、3日午前1時半頃まで執り行われますが、今年、幸運な事にその神聖なる現場にも立ち会う事が出来ました。
神事が行われる会場に向かう前、偶然にもこんな光景を見る事も・・・・。
という事で、「幸運を切望されている」方がおりましたら、来年(2022年)の宝徳山稲荷大社「神幸祭(よまつり)」に参加される事、強く推奨しておきます。
「火の鳥」を見る事で、本当に幸運が訪れるようですので・・・(体験談ありw)。
最後になりましたが、「神幸祭(よまつり)」について、私が理解した範囲で説明しておきますね・・・。
毎年11月2日、「神幸祭(よまつり)」の日に「天の岩戸」が開かれ、八百万(千五百万)の神々が奥の院が立つ長者ヶ原の地に降り立つそうです。
そして11月02日夜12時(3日0時)、降り立った神々が奥之宮に集うとの事。
そのとき、夜空に出現する「火の鳥」は、神様方の先導役なんだとか。
「火の鳥」を実際に見た人には、「1年は幸運が訪れる」とも言われているそうです。
また、奥の院が立つ長者ヶ原の地に降り立った神々は年一回、出雲大社で行われる神様の会議に出席するため、ここから出雲の地に向かうとも言われております。
なお、宝徳山稲荷大社では、
◎人間のしあわせを司る神「天照白菊宝徳大神(あまてらすしらぎくほうとくいなりのおおかみ)」
◎厄除・病気平ゆ等、祓いの神「日本古峰大神(やまとふるみねのおおかみ)」
◎文化を守る神・学問の神「八意兼大神(やこころおもいかねのおおかみ)」
の三神を祀っているそうです。
宝徳山稲荷大社
住所:長岡市飯塚870