二度目の下越総鎮守「二王子神社」
豪雨の中、先週初めて参拝した下越総鎮守「二王子神社」は、二王子岳の登山口でもある標高300mという山奥にありまして。
車1台ぎりぎりすれ違える位の幅しかない狭ですが舗装道路された山道を、ひたすら進んだ先に鎮座しておりました。
という事でお天気も良かった週末に、先週の続きという感じで「二王子神社」へ2度目の参拝してきました。
しっかし、本殿付近を撮影すると、何枚撮影しても、謎の光というか幾何学模様とかが映るのは何故でしょうねえ・・・。
今回は先週の大雨で踏み込む事を断念した古い参道を、舗装された道路に出る所まで踏破してみました。
参道を歩いてみると、姫田川の清流のせせらぎが聞こえてくる辺りから空気が凛とした感じになり、「御浄橋」を渡る前後で、前回同様に「気」が変わるのが面白かったです。
「祓戸社」址から「御浄橋」を眺めると、こんな感じになります。
再訪時も「登龍杉」と「祓戸社」址の周辺が一番、心地よかったですね。
現在は女性も境内で滝行してたりしますけど、神仏習合時代、修験道の霊山として信仰されていた頃の二王子岳は「女人禁制」だったようで、女性は「祓戸社」までしか立ち入る事が出来ず、お参りも「祓戸社」でしていたらしいです。
「子宝の大杉」は、根元に「岩」と「紅葉の木」を巻き込んだまま育った杉の木。
至近距離で眺めると、何とも不思議な光景でした。
「二王子神社」社務所は麓の集落(新発田市田貝1023の住宅地)の中にあるようです。
道路が雪で閉ざされる冬の時期は、こちらを「里宮」として参拝する形なのかもしれません。今度、「お正月の参拝」はどうするのか、神社の方に聞いてみようと思います。
ほのぼの系の大黒様の絵が気に入ったので、あらかじめ書き込まれた「御朱印」もいただいたのですが、裏に「二王子神社」の補足的な事が書かれていたので付記しておきます。
祭神
ご利益 縁結び、五穀豊穣、商売繁盛
祭典
大祭 5月2日、3日(2日 夜籠り)
滝開き祭 7月第三日曜日
秋祭 10月第三土曜日
(神社の扉が開いている日) 5月から10月の土曜、日曜、祭日
境内に掲示された看板には下越総鎮守「二王子神社」は、「大国主命」、「豊受姫大神」、「一言主命」、「熊野加布呂命」を祀る神社と記載されておりますが、神社に居た方としばし歓談して感じたのは、主に農業の神様として崇敬されているようでしたね。
お初の「二王子そば やなぎ」
前回「二王子神社」参拝時に遭遇した「滝行」バスツアーの方々の行程に組み込まれていた事で俄然、興味が出て来たので、今回のお昼は奮発して「二王子そば やなぎ」さんへ。
「二王子そば やなぎ」さんは、ミシュランガイド新潟2020特別版「ミシュランプレート」に認定されたお店の様です。
注文したのは、下記の2品。そばも天ぷらも、何となく上品な、お味でしたね。
二王子そば 一人前900円(税込み)
天ぷら盛り合わせ(小)550年(税込み)
入口にいた、暑さでバテ気味に見えた柴犬も可愛かったです。
二王子そば やなぎ
住所:新発田市本間新田643−3
「二王子神社(新発田市田貝2010)」と、「二王子そば やなぎ(新発田市本間新田643−3)」、特に「二王子神社」はカーナビ頼りに向かうのが難しい気がします。
で、山道に分け入る「入口」にある大雑把な目印を見つけたので、掲載しておきます。
国道7号線から山方面に向かうとすぐ見えて来る、新発田温泉「あやめの湯」がある五十公野付近からは、姫田川と合流する板山川に沿って走る「県道202号線(米倉板山新発田線)」を進みます。
「県道202号線(米倉板山新発田線)」をひたすら進むと、「二王子神社」と「二王子そば やなぎ」の案内看板がありますので、田貝の集落に入る時は、それを目印にお進み下さい。
なお、「二王子神社」へ向かう舗装された山道は、集落から山道に続く入口に「二王子神社」ノボリが立っているので、分かりやすいかと思います。
途中に幾つか分岐がありますが、舗装された道路を選択する事で、(何とか)辿り着く事が出来ますが、勾配きつい処も何か所かあります。
車が1台ぎりぎりすれ違える程度の道幅ではありますが、「滝行」観光ツアーのマイクロバスが境内まで来ていたので、思ったほど道は狭くないのかもしれませんね。