新発田市の「大友稲荷」と「菅谷不動尊」は、車で移動する分にはすぐの場所なので、時々、まとめて参拝します。
この日も時間の余裕があったので、いつもとは逆に「大友稲荷」を参拝してから、「菅谷不動尊」に参拝してみました。
以上なんですが、これで終わるのも何なので多少、オマケな話を少し。
この日は何故か、大友屋の「豆天」が売り切れで、岩塚製菓のせんべいを代わりに売ってました。
岩塚製菓でピンときた人は、新潟県内の神社仏閣に詳しい人だと思われます。
そうです、岩塚製菓の近くには長岡、いや新潟県内で最強だと思われるお稲荷さん「寳德山稲荷大社」が近くにある会社ですね。
岩塚製菓のせんべいを代わりにするとは、お稲荷さん繋がりできたかー、流石だなーと感心してしまいました。
さて、お稲荷さんは、大雑把に言うと「作物の豊かな実りをもたらす神様」だとは思われますが。
例えば阿賀野の旦飯野神社の境内に祠があったり、この大友稲荷の様にお寺さんが管理するお稲荷さんがあったりと、神様にも仏様にも融通が利くという不思議な神様という面もあります。
そういえば、阿賀野の旦飯野神社の神様も稲作に縁がある神様でしたね。
とか、どうでもいいことをつらつら思い浮かべながら、周辺の景色を眺めておりました。
この時期、田圃に水が張られた風景は、新潟の風景の中でも好きなシチュエーションだったりします。
そんなこの時期ならではの新潟の風景を眺めつつ、菅谷不動尊に移動。
山の山頂付近には、まだ雪が残っております。
菅谷不動尊の境内には、色々と神様仏様が祀られているので、お寺に伝わるタニシの伝説など思い出しながら散策してみるのもありかと。
お地蔵さんもいらっしゃいます。こちらのお地蔵さん、私は結構好きです。
新潟の北部に位置する城下町・新発田。
菅谷不動尊の近くを流れる加治川沿いには、「ふなぐち菊水一番しぼり」で有名な「菊水酒造」があったりします。
新発田市内、新発田駅の付近には「王紋酒造」と「金升酒造」があったりします。
新潟県内には小さな酒蔵が、まだ９０ヶ所位あったと記憶しております。
「神社仏閣の数が日本一」と言われる新潟ですが、「酒蔵」も統廃合しつつも、それなりに残ってたりします。
米造りが盛んだった新潟の地に、お稲荷さんが多いのも当然なんでしょうねえ。
