長野まで出かけたので、もう一つの目的である長野県内の神社仏閣巡りも。
今回は他の予定と移動経路考慮して、「善光寺」と「戸隠神社」に参拝する計画を立てました。
まずは、北野カルチュアルセンターで開催中だった江口寿史イラストレーション展「彼女」を見た後、展示会場から徒歩圏内に、御開帳で賑わう「善光寺」があるので夕方に参拝。
予定では仮眠の後、早朝起きてすぐ戸隠方面に移動開始する予定でしたが。
予定変更し、早朝も善光寺に参拝。
というのも、本堂で「お朝事(あさじ)」が毎日、日が出る時間に行われるという情報を知ったので。
という事で朝5時半に善光寺に辿り着き、朝の法要「お朝事(あさじ)」に参列出来ました。
無宗派の善光寺には、護持運営する「天台宗」と「浄土宗」のお坊さんがいらっしゃるのですね。
という訳で、朝の法要は二派それぞれに毎日約30分、計1時間ほど行われる模様。
善光寺のウェブサイト等を参考に、「善光寺御開帳」について少しだけ。
「善光寺御開帳」とは、正式には「善光寺前立本尊御開帳」らしいですね。
善光寺では、飛鳥時代の白雉5(654)年以来、秘仏とされてきた「一光三尊阿弥陀如来」。
ひとつの光背の中央に「阿弥陀如来」。向かって右に「観音菩薩」、左に「勢至菩薩」が並ぶ、善光寺独特の御本尊のようです。
七年に一度「善光寺(前立本尊)御開帳」で公開される「前立本尊」は、善光寺のお坊さんですら拝めない秘仏・御本尊の身代わりとして鎌倉時代(12世紀末 - 1333年)、御本尊「一光三尊阿弥陀如来」を模して造られたもの。
「善光寺(前立本尊)御開帳」の期間中は、「前立本尊」中央の「阿弥陀如来」の右手と、拝殿正面に設置された「回向柱」が白い「善の綱」で結ばれます。
よって「回向柱」に触れることは秘仏・御本尊の身代わり「前立本尊」に触れるのと同じ御利益がある(仏様と結縁出来る)という仕組みのようです。
私は夕方と翌日の朝、「回向柱」に触れてきました。
「5色の布で出来た吹き流しのようなもの」も掲揚されていたので、戸隠神社参拝で山に入る前準備として、しっかり「厄祓い」も出来たと思います。
「5色の布で出来た吹き流しのようなもの」について書いた以前のブログ記事は、下記にて。
善光寺御開帳
期間:2022年04月03日(日) - 06月29日(水)