神仏研究家の櫻井識子さんの新刊「開運に結びつく神様のおふだ」掲載神社の一つ。
信濃川のそば、与板城跡近くに鎮座する与板郷総鎮守「都野神社(与板八幡宮)」を参拝してきました。
本殿後ろの小山というか丘陵地帯は、「八幡公園」として整備されているようです。
境内の案内板によると御祭神は、「筑紫宗像像姫三柱大神」。
筑紫宗像像姫三柱大神(宗像三女神)は、「多岐津姫命」、「市杵島姫命」、「多紀理姫命」の三柱の神様です。
往年、信濃川往来の要所として栄えた土地柄からか、水路の安全を祈願しての勧請だったのでしょうね。
またこの神社には、「合殿(同じ社殿に、二柱以上の神を合祀すること)」として、「誉田別尊(八幡神)」、「息長足姫命(神功皇后)」の二柱の神様も祀られているようです。
最初に勧請された「誉田別尊(八幡神)」が御祭神ではなく、合殿と記されているのには、何か歴史的な経緯とかあるんでしょうかねえ。謎です(笑)。
また境内末社として境内には「神明宮(天照大神)」、「城山稲荷社里宮」、「金山神社」、「天満宮(菅原道真公)」、そして境内の隅っこに、地域の人が祀ったらしい「牛頭天王社」まであるようです。
なお「城山稲荷社」は、与板城跡 (城山)に、現在も残っているようです。
城跡のお稲荷様にはとても興味あるので、機会みて、参拝したいと思います。
櫻井識子さんは、「宗像三女神」がご祭神だということで、この神社を参拝したそうですが・・・。
鎮座されていたのは案内板にもある通り、最初に勧請した八幡宮の総本社「宇佐神宮(大分県宇佐市)」から来られた神様だったようです。
詳しい話は、本書にてご確認下さいませ。
訪問時のカラー写真等は、公式ブログに掲載されております。