加持顕の日々是新潟

新潟県新発田市在住の加持顕(かじあきら)が、県内の観光・イベント、グルメ的な情報をきまぐれに投稿するブログです。

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を

地元のコミュニティー誌「キャレル(2020年09月号)」で、何故か「疫病よけのお札」を配布する神社の特集をしていまして・・・。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を


神仏研究家・桜井識子さんの「開運に結びつく神様のおふだ─ 神社別おふだのごりやく(ハート出版)」に登場する新潟県内の神社を巡った直後に、「疫病よけお札」の特集(笑)。

 

開運に結びつく神様のおふだ─ 神社別おふだのごりやく

開運に結びつく神様のおふだ─ 神社別おふだのごりやく

  • 作者:桜井 識子
  • 発売日: 2020/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

何だか「繋がっているなあ・・・」という事で、雑誌に掲載されている神社を、少し巡ってきました。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を


という経緯があり、用事ついでで最初に参拝したのは、五泉市村松に鎮座する「日枝神社」。

かなり広い敷地から推測出来る通り、村松地区の総鎮守なんだそうです。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を

地図を眺めてると近くを流れる「滝谷川」は、霊峰白山(1012.4m)から流れ出て、慈光寺の脇を通り、「能代川」に流れ込む川のようですね。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を


日枝神社(旧・村松山王大権現)」の創建は、平安時代初期の延暦十五(西暦796)年。


日枝神社」の御祭神

 

大山咋命(おおやまぐいのみこと) 「五穀豊穣」、「産業振興」、「酒造り」の神。


大巳貴命(おおなむちのみこと) 大黒様。「国造り」、「五穀豊穣」、「医療」の神。

 

最澄さんが正円寺(五泉市村松甲)を開いた際、天台宗比叡山延暦寺の守護神である「日吉大社」の分霊(東本宮の祭神・大山咋神と、西本宮の祭神・大己貴命)を勧請したのが始まり。

社号「村松山王大権現」だったのが、明治時代の神仏分離令により「日枝神社」に改められたようです。

 
地元では「雨乞いの神様」として篤く信仰されていたそうですが、「五穀豊穣」の神様だから、農作物に影響がある「雨乞い」の願いも叶えてくれてるのかなあ・・・と。


あるいは、近くを流れる「滝谷川」の関連で、慈光寺の「白山大蛇伝説」や「龍神杉」からの推測なんですが。

霊峰白山に龍神様が居て、時々、「日枝神社」境内まで下りて来て、雨乞いの願いを叶えてくれてるかも・・・とか。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を

こちらは、拝殿横にある「縁むすびの御神木」

「杉」と「松」が根本から寄り添った状態で天に真っすぐ伸びており、その様から「縁むすび(恋愛成就)」に御利益があるご神木として信仰を集めているようです。

 

さて、お札をいただくときチャイムでお呼びした、神社の方が連れてきた猫が、とてーもかわいかったです(写真なし)。

 

神社の方にお話を聞いている最中、背中向けてしゃがみ込み、ピッタリと張り付いてきたので、延々背中撫でる事になったのは想定外でしたが、まあ、神社の神様に気に入ってもらったという事にしときましょう(笑)。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を

 

「疫病よけお札」と一緒に、「日枝神社」のお札もいただいてきましたが、中々強力なパワー入ってますね。

 

桜井識子さんの解説によると、「日枝神社(日吉、山王、日枝系の神社)」のお札には、「心安らかになる、安定する」効能があるそうなので、実際の効果を試させてもらおうかと・・・。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を


もうちょっと境内の写真撮りたかったんですが、地元の子供達が「赤い鳥居」の下で遊んでいたので、その姿が映らない場所からだけの撮影となりました。

 

日枝神社(五泉市村松)にて「疫病よけのお札」を


境内は、とても気の良い空間のようなので、また参拝に行きたいと思います。


日枝神社

鎮座地:五泉市村松甲5976

 

 

hiejinja-muramatsu.or.jp

 

CARREL(キャレル)2020.9月号(Vol.317)

CARREL(キャレル)2020.9月号(Vol.317)

  • 発売日: 2020/08/20
  • メディア: 雑誌