きまぐれで急遽、福島県福島市春日町にある多目的ホール「とうほう・みんなの文化センター」で開催されていた「安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」に、会期ぎりぎりで行ってきました。
安彦良和先生の生原稿が見れて、その上、スマホであれば「撮影可」という太っ腹な展示会で、新潟の新発田市からだと約140km、山形県の小国町を経由する国道113号線を使うと3時間弱で辿り着けます。
新潟県内の主要都市までの距離で考えると、新発田市から上越地方にあるJR柿崎駅や、中越地区の十日町駅まで行くのとほぼ、同じ位の距離なんですね・・・広すぎるわ、新潟県(苦笑)。
てな訳で、安彦良和先生の生原稿を堪能した帰り道、とうほう・みんなの文化センター」のすぐそばにある、標高275mの古来から信仰の対象とされた「信夫山(しのぶやま)」東側中腹にある史跡、「岩谷観音」に立ち寄って来ました。
切り返しがかなり厳しい駐車スペースに車を停め、急な階段を登った先に「岩谷観音」はあります。
岩壁に掘られた石仏は、「磨崖仏(まがいぶつ)」と呼ぶんだそうで、「岩谷観音」には三十三観音、地蔵尊、不動尊など60余対が刻まれているとの事。
江戸時代に刻まれたらしい磨崖仏群は、風化が進んでいる感じで、近くに寄らないと仏様のお姿が判別出来ないものもありましたが、これだけの数の石仏が斜面に並んでいる光景は、この地方に暮らす方々の信仰心の強さを感じさせるものでした・・・。
この日は雨が降っていたので、急な階段を登るのは流石に怖かったですね(笑)。