令和4年8月3~4日に発生した豪雨水害は、「線状降水帯」と呼ばれる集中豪雨をもたらす雨雲が発生した事で起きた模様。
昭和の時代にも「羽越水害」として語り継がれる豪雨が2年連続して発生しております。
昭和の「羽越水害」にて新潟県の下越地区に甚大なる被害をもたらしました事は、胎内市の道の駅そばにある「胎内観音」と、河原で偶然見つかった「童石」と呼ばれる不思議な石で、今なお語り継がれております。
さて、とある日。
日用品の買い出しに胎内市方面に出かけた足で、豪雨水害の被害に遭った村上市、胎内市、関川村の様子を確認してきました。
村上駅周辺と胎内市(旧坂町)は、移動の車中で見る限り、日常生活が戻りつつある感じでした。
ニュースにも出た村上駅近くに原信で昼食買いましたが、店内は綺麗に清掃され、浸水した様子もうかがえませんでしたね。
車で移動する限り村上駅付近の被害は分かり難い感じだったので、そのまま胎内市(旧坂町)方面へ。
胎内市でも目立った被害跡を確認する事が出来なかったので、被害が大きかったと聞いている関川と平行する国道113号線を山形方面に進んでみました。
関川村に向かう途中は、かなり被害の様子が目につきましたね。
地肌が見える斜面や、土石流で流され線路が浮いたままのJR米坂線など、痛々しい光景が見える中で、懸命な復旧作業が続いておりました。
国道113号線を経由し、関川村の中心地を越えた先にある景勝地「鷹の巣温泉」では破壊された旅館が見え、今回の豪雨の凄まじさを実感出来ました。
被災したのは「四季の郷 喜久屋」という旅館の様です。
お宿復旧のための募金を募っているようですので、詳しくは公式ホームページ等をご覧下さい。
関川と平行する国道113号線沿いあの様子では、崩落した斜面の補強も必要ですので、JR米坂線の復旧には相当の時間と予算が必要だろうと思われます。
ネットやTVのニュースを眺めていると、修繕が必要な個所は相当数あるようで、当分はバスによる代替運転が続くでしょうね・・・。