加持顕の日々是新潟

新潟県新発田市在住の加持顕(かじあきら)が、県内の観光・イベント、グルメ的な情報をきまぐれに投稿するブログです。

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

9月に訪問した神社なのですが、個人的に相性の良い場所であったのでご紹介しておきます。

長岡市寺泊硲田に鎮座する「国常立神社」。硲田地区の産土神なんですが、創立年月不詳とのこと。

蛇足ながら 「産土神(うぶすながみ)」というのは、その人の生まれた土地を守る神様の事で「鎮守の神様」とも呼ばれますね。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

祭神は「国常立尊」、龍の御姿をした神様だそうです。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

少し下がった境内拝殿横には、「素盞嗚尊(須佐之男命)」を祀る「武塔天神社(牛頭天王社)」もありました。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

鳥居横には、手水舎の代わりなのか、眼病に効くと伝えられる「不動尊」を祀る水場もありました。

「龍」と「水」が関連する神社、湧水マニアとしては見逃せない(笑)。


ただ、この神社は元々、仏教系(密教の仏様)の北極星または北斗七星を神格化した神様「妙見菩薩」を祀る神社であったものが、明治時代の神仏分離令により、祭神が「国常立尊」に替わったという話もあるようです。


さて、「国常立尊」は「独神(陽気のみを受けて生まれた男神)」であり、『古事記』の記述では、神世七代の最初の神とされているそうです。

あまりに厳格な神様であったため、他の神々に疎んじられ、他の神々により地下深くに封印されてしまった可哀相な神様のようで。

 

オカルト系愛好者(笑)の視点だと、「国常立尊(別名:艮金神)」は、明治時代の新興宗教大本教」教祖の一人、出口王仁三郎がその名を世に広めた神様であったりします。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」


こちら、初めて参拝致しましたが、個人的には相性の良い神社でありました。

参拝後、神社の中を覗くと、奥の方から「神様の気」のようなものも、感じられましたし(個人的感想)。

産土神とはいえ、参拝時にかなり強い「気」を感じたので、祭神である「国常立尊」のパワーがかなり強いものである事、体感出来ました(個人的感想)。


ここから少し脱線しますね。

国常立尊」で、私が最初に思い出すのは、1985年08月12日に発生した「JAL123便・日航機墜落事故」。

現場となった「高天原山御巣鷹の尾根)」はネットの「陰謀論」系ブログを読むと、「国常立尊」が封印されていた場所であり、事故で亡くなった520人の命により、「国常立尊」を復活さようと画策された・・・てな話もあります(真偽不明)。


いずれにせよ、強力なパワーを秘めた産土神として「国常立尊」が祀られる硲田地区。
これからも、情報収集して行きたいと思います。

 

蛇足ですが「国常立神社」、燕市の宮大工「沖野工務店」の手により、2017(平成29)年に改築されたようです。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」


国常立神社

鎮座地:長岡市寺泊硲田

境内社:武塔天神社(牛頭天王社

 

 

 

忘れられた原日本像―国常立尊にみる「和」の精神

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