国土地理院の「電子国土Web」で確認出来る新潟県内で一番低い山は、村上市塩谷地区の外れにある、標高15.3メートルの「稲荷山」の様です。
三等三角点がある山頂には、お稲荷さんを祀る社があります。
集落側からは、紅い鳥居をくぐりつつ37段の、やや急な階段を登る事となります。
この付近を村上藩が統治していた江戸時代には稲荷山に番所があり、人や物の出入りを監視していた事から「番所山」とも呼ばれていた模様。
四方ひらけた稲荷山の上からは、塩谷地区の街並みや日本海が一望出来ました。
三等三角点も、しっかりと確認。
今回は車を停める関係で、海側の階段から登頂しましたが、海沿いには釣りをする人が居たりと、のんびりムードが漂ってましたね。
なお塩谷地区にある「銀月堂」か「野澤食品工業」に行くと、日付けを入れた「登頂証明書」を発行してもらえる様です。
私は「銀月堂」でいただく事が出来ました。
ついでに、この前に訪問した基準点名「女郎山」の記事も貼っておきます。