音楽仲間である知人から「柏崎市にパワースポットがある」という話を聞いたので、確認兼ね、柏崎市内の神社仏閣を週末、気の向くまま巡ってきました。
事前情報と地図を頼りに、土地勘ないので所々で道に迷いつつ、柏崎市内の神社仏閣3ヶ所ほど。
今回道に迷いつつも訪問したのは海岸沿いの「番神堂」、市街地にある「御嶽山神社」、意外に柏崎駅から徒歩圏内にあった「閻魔堂」です。
さて、紙の地図みつつ最初に到着したのは、柏崎市指定有形文化財・建造物である「番神堂」。
鎌倉仏教の一つである「日蓮宗(法華宗)」の宗祖・日蓮上人ゆかりの場所であり、「日蓮宗妙行寺(柏崎市西本町1-13-1)」の境外仏堂だそうです。
鎌倉時代、佐渡へ配流されていた日蓮上人が文永11年(1274年)に赦免。
本土に戻る際、潮の流れの影響か、予定地より大幅にずれた柏崎の海岸に着岸。
その当時「日蓮着岸の地」近くにあったのが、真言宗「大乗寺」。
そこで日蓮上人は、住職・慈福法師を改宗させ、「日心」の法号を与えたようです。
その際、日蓮上人は、大乗寺の「八幡大菩薩」に参詣、「三十番神」の分霊を請じ、迎えて祀ったようです。
なお「三十番神」は神仏習合の信仰だそうで、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた「30柱の神々」とのことを総称したものらしいです。
という訳で訪問した4日は、日替わり当番(?)の「気比大明神」が守護されていたようです。
また「番神堂」の彫刻の中には、一匹の「蝶」が彫られており、「蝶の彫刻を見つけた人は幸せが訪れる」という話があるそうなので、雨の中、しぶとく彫刻眺めてきました(笑)。
番神堂