前回の記事「長岡市栃尾地区パワースポット巡り2020」と同時進行で巡ってたのが、新潟県内「不動明王」巡り【中越編】２回目。
桜井識子さんの新刊「にほんの結界 ふしぎ巡り（宝島社）」に記載されている
「生き霊や強い悪霊、しつこい他人からのイヤな念などを１日でクリアにする画期的な方法」
として「１日でお不動さんを五か所巡る」という方法があったので、身をもって体験してみた、【中越編】２回目となります。
今回初めて参拝した栃尾地区の「願掛け不動尊（木山沢の願かけ不動尊）」と「中之瀧不動社」、そして悠久山野球場そばの「不動院（真言宗智山派）」。
第１回目と被りますが、蓬平温泉に向かう途中の「長岡市濁沢町のお不動さん」と、高龍神社からさらに奥に鎮座する「竹之高地不動社」という５ヶ所でした。
「長岡市栃尾地区パワースポット巡り2020」でもご紹介した「願掛け不動尊（木山沢の願かけ不動尊）」が、お不動さん巡り１ヶ所目。
場所は、南部神社から市街地方面に戻る途中で県道24号線、県道57号線に右折してすぐ。集落に続く道沿いにある「木山沢の願かけ不動尊」の看板を目印に山道を進んだ先。
２）中之瀧不動社
「田之口活性化センター」のそば、苅谷田川に沿って続く県道24号線から山間に赤い鳥居が見えたらそこが「中之瀧不動社」。
路肩に車を停め、滝が見える田圃道の先の階段を上ると、小さいお社がありました。
さらに奥にもう一つ滝があり、そこにも小さいお不動さんの石像が祀られていたようです。
雨の降り方が激しくなってきたので、早々に撤退・・・。
蛇足ですが、200m先にある西谷郵便局のばに「巣守神社（神明社）」があったんですが、神社に向かう道が結構狭くて急な上、車を停めるスペースがなかったため、参拝断念。
中之瀧不動社
長岡市田之口
悠久山野球場を県道９号線（長岡栃尾巻線）挟んだ反対側にあったのが「不動院」。同じ境内に「出世辨財天」もあるようです。
参拝してみると、拝殿が結構大きな建物でびっくり。
境内の岩で固められた小山にも、お不動さんが・・・。
４）長岡市濁沢町のお不動さん
蓬平温泉から長岡市街地に戻る途中にあった、お不動さんは「１回目同様」参拝。
５）竹之高地不動社
「竹之高地不動社」も「１回目同様」に参拝。
「竹之高地不動社」は蓬平温泉、高龍神社の駐車場からさらに１ｋｍほど山に入った処に鎮座してます。
この日は丁度、参拝の方が拝殿に沢山集まっておられましたね。何の日だったんだろうか・・・。
竹之高地不動社
長岡市竹之高地町甲１９０５
新潟県内「不動明王」巡り【中越編】２回目の様子は、ここまで。
５ヶ所巡った後、時間の余裕があったので「高龍神社」にも参拝出来ました。
上空には、この付近の山に住まう「龍」の気配があったような・・・。
長岡市地域コミュニティ事業「栃尾地域活性化委員会」が制作した「とちおパワースポットガイド」なるサイトと冊子がありまして・・・。
冊子は「Vol.2」までありますが、WEBサイトでは予算の関係か「Vol.1」の場所しか掲載されておりません（笑）。
「Vol.2」には、あの神仏研究家・桜井識子さんもお勧めする、栃堀の巣守神社も掲載されているというのに、何故だ（笑）！！
てな訳で先日の週末、雪が積もる前に「とちおパワースポットガイド掲載スポット巡り」と、長岡付近「お不動さん巡り」を同時にやってしまおう！という事で栃尾地区までドライブしてきました。
この日は、「とちおパワースポットガイド Vol.1」に掲載される１１ヶ所中、６ヶ所ほど巡る事が出来ました。
今回巡った順で、
「岩野蔵王堂（長岡市栃尾岩野外新田）」、「南部神社（長岡市森上）」、「願掛け不動尊（長岡市木山沢）」、「北荷頃 巣守神社（長岡市北荷頃）」、「ほだれ大神（長岡市来伝）」、「上来伝 菅原神社（長岡市来伝）」
の６ヶ所ほどを（勝手に）ご紹介したいと思います。
１）岩野蔵王堂
道路から見ると、田圃の中にポツンと冬囲いした建物が見えると思います。
てな訳で、道路から境内までは、田圃のあぜ道を歩くことになります。
平安時代、この場所には現在、「金峰神社（長岡市西蔵王）」の場所に遷座した「蔵王権現」があったそうです。
さて「蔵王権現」がこの場所にあった時代、「秋葉三尺坊」なる僧がおり、修行の末に神通力を得、白狐にまたがって飛び立ったという伝説が残っているようです。
修行の末、神となった「秋葉三尺坊」を祀ったのが「般若院」だそうで。
その「般若院」の奥の院が現在、栃尾の有名な「秋葉神社」であるとのこと。
蛇足ですが境内には、天保15（西暦1844）年に建立されたという「薬師如来」の石像がありました。
お顔から何というか、ほんわかした雰囲気がにじみ出ていて良かったです。
※「とちおショッピングモール・トッピイ」から約１km付近、田圃の中
２）南部神社（猫又権現）
長岡市森上、県道24号線を山古志方面に向かい森上の集落に入り、斜面に鳥居と百段以上の石段が見えたと思ったら、そこが「南部神社」でした。
栃尾は織物の産地であり、養蚕も盛んだったらしく、蚕（カイコ）をかじるネズミ除けの神様として「猫又権現」が祀られたらしいです・・・。
蛇足ですが、雨が多い落葉の時期、階段がつるっつるに滑るのでご注意を・・・（体験談）。
南部神社
長岡市森上１０６２
神社は常時無人のようなので人気の「ねずみ除けのお札」は、「道の駅R290 とちお」で配布中だす。
南部神社から市街地方面に戻る途中で県道24号線、県道57号線に右折してすぐ、集落に続く道沿いにある「木山沢の願かけ不動尊」の看板が（いやでも）目につくと思います。
滝の中のお不動さんを見るためには、小川に架かる橋の跡（鉄骨のみ）を、恐る恐る渡る必要があります。
頼むから修復してくれよ（笑）。
４）北荷頃 巣守神社
長岡市、三条市、魚沼市にまたがる「守門岳」を形成する三峰の一つ「大岳（1,432m）」山頂に祀られる「守門大明神」。
長岡市の栃尾地区、三条市下田、魚沼市入広瀬などにある「守門大明神」を祀る神社（巣守神社、守門神社）の一つが、こちらの「北荷頃 巣守神社」だそうです。
元々、北荷頃の産土神だったそうですが、現在は「皇大神宮」、「諏訪社」、「道祖神社（猿田彦命）」、「浅間社」、「少比古那社」、「稲荷社」、「塞神社」を合祀しているそうで。
境内には「弥彦神社」を勧請した祠もあるらしいですが、案内看板がないので、どれがどの神様を祀った祠なのか分かりませんでした（笑）。
よーく見ると「村社」の文字が埋められてますね・・・（読めるけど）。
毎年春秋に「舞っ子」と呼ばれる「太々神楽」が奉納され、夏には合祀された「富士浅間神社」のお祭りとして、行列が練り歩くらしいです。
北荷頃 巣守神社
長岡市北荷頃
５）ほだれ大神（ほだれ神社）
「越後の奇祭」と言われ、毎年３月に開催される「ほだれ祭」で有名な「ほだれ大神」。いきなり、みぞれが降りだす中、参拝してきました。
社に祀られるご神体は、木製の巨大なる男根形の「ほだれ様」でございます・・・。
男根の形をした道祖神「ほだれ様」は、農耕の実りと人の実りを守る神様として、古くから信仰されてきましたそうです。
つまり「五穀豊穣」、「子宝」、「安産」などのご利益がある神様として人気があるようです。
境内の二股に分かれた大木も、ご利益ありそうな雰囲気でしたね。
ほだれ大神
長岡市来伝１０２０
６）上来伝 菅原神社
「ほだれ大神」へ向かった道をさらに進んだ先にあるのが「上来伝 菅原神社」。
おっきな看板が道路のあちこちにあるので、そう簡単には迷わないかと思われます。
菅原道真公を祀る「天神様」なんですが、珍しい祈願方法で有名な神社です。
珍しい祈願方法とは、神社で祈願料を引き換えに頂いた石に、「５」や「合」、「ＧＯ」などの文字を書くというもの。
疫病流行の最中であるためか、石を奉納する場所はシートで覆われておりましたね。
上来伝 菅原神社
長岡市来伝２６９９
※場所は「ほだれ大神」の地図を拡大すると出てきます。
以上、今回は途中みぞれが降ったりしましたが無事、６ヶ所ほど巡る事が出来ました。
「とちおパワースポットガイド Vol.1」に掲載されている「秋葉神社」は、何回も参拝してるので、今回は割愛。
残りの「羽黒神社」、「曹源寺」、「静御前墓碑」、「音子神社」は、雪が溶けた春先にでも（勝手に）巡ってみようかと思います。
