加持顕の日々是新潟

新潟県新発田市在住の加持顕(かじあきら)が、県内の観光・イベント、グルメ的な情報をきまぐれに投稿するブログです。

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]

5月25日(土)から26日(日)は、ライブ記録係として東京まで遠征してました。

ライブ記録係のお役目は土曜日のみ。

という事で、翌26日(日)の早朝、JR池袋駅~神田駅~東京駅付近の神社を巡ってきました。

皇居周辺に点在する「東京大神宮」、「靖国神社」、「将門の首塚」の3ヶ所だけですが。


まずは、JR飯田橋駅付近にある看板で目についた「東京大神宮(千代田区富士見2)」へ

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]


この神社は「東京のお伊勢さま」と呼ばれ、東京に居ながら「伊勢神宮」を参拝出来る「遥拝殿」として、明治13年1880年)創建されたそうで、最初の鎮座地は日比谷だったとか。

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]

東京では有名な「縁結びの神社」なんだそうで、早朝から女性の参拝者で賑わっておりました。


お次に「靖国神社千代田区九段北3)」へ。

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]


靖国神社」は元々「東京招魂社」と呼ばれ、明治以降の日本の戦争・内戦で「国家のために殉難した死者を奉祀」した神社とのこと。

戦没した軍人さんらを祀る神社なんですね。

で、「第一鳥居」がある広場、何とも形容しがたい重苦しい空気が漂っておりました。

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]

道路挟んだ「第二鳥居」をくぐると、神社特有のあの凛とした雰囲気になり、一安心(苦笑)。

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]

という事で参拝の際は、広場通らずに「第二鳥居」から境内に入る事を推奨しときます。

 

最後は、大手町のビル街にぽつんと鎮座する「将門の首塚千代田区大手町1)」へ

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]


JR東京駅から皇居周辺の道路を徒歩移動したんですが、どの場所も警官でいっぱい。

何でかなあーと思ったら、アメリカ合衆国トランプ米大統領が、5月25日(土)から28日(火)まで「令和」年代最初の国賓として来日してたんですね。

 

東京遠征のついでに皇居周辺の神社史蹟巡り[2019年05月]

ざわついた街中を通過し、「将門の首塚」がある敷地内に入ると、空気感が変わりますね。

街の喧騒溢れる状態では、長居出来なかったので、手短に参拝して撤退致しました。


この日の午後は某氏のお誘いで、渋谷のタワーレコードのインストアライブに行ったのですが、その話は別の機会にでも。

「令和」時代になろうとも「昭和レトロ」貫く「公楽園」[燕市熊森]

燕市に広がる田園地帯を貫く国道116号線の新橋交差点そば。

ちなみに、燕三条ICから寺泊アメヤ横町方面に向かう時、こちらの交差点を通りますね。

 

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新橋交差点の付近にポツンと「ホテル 公楽園」なる、まるで昭和から時間が止まったような建物があります。

昭和の時代には、各所にあった「ドライブイン」ですよ・・・要するに。

 

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看板にもある通りここ、長距離ドライバー向けの施設らしく、24時間営業だそうです。

燕三条の付近は、工場や商社(卸問屋)が多い街なんで、資材や商品を運んだりするトラックが多いのでしょうね。

 

で、1階が遊戯場(ゲームセンター)で、2階が激安ホテル。個室ながら休憩・入浴が1,200円、宿泊が2,880円という激安価格。

 

まあ、これまで怖すぎて、一度も入った事がなかった場所(汗)に、突入してきました。

 

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お目当ては、トーストサンドの自動販売機。
トーストは「ハム」と「チーズ」の2種類から選べます。

只今のお値段が、250円。これ、安いのか高いのか・・・・。

 

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数分して銀紙に包まれ、熱々のまま出てきたのがこれ。
取り出す時、どうするんだよ・・・と思う位にアツアツな状態で出てきます。

古の頃はトースト2枚だったようですが、インフレすすむ昨今に対応してか、出てきたのは1枚のトーストを半分に切って、中に「ハム」か「チーズ」が挟まれてる「写真に偽りあり(笑)」なブツ。

 

奥の暗がりに、スロットなどのゲームに興じるオッサン達がうごめいていたんで、場違いな私は、ト-スト食べて早々に撤退しました(笑)。

 

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流石、「昭和スポットの聖地」として全国的に有名になってる場所でしたね。

 

この空気の停滞感はまさに昭和のまま。
まあ、「昭和レトロマニア」が狂喜乱舞する理由が、理解出来たような・・・。

 

なお、海側を眺めると、国上寺とかある、弥彦の山々が見えるんですな・・・。

 

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ホテル 公楽園
新潟県燕市熊森1286

 

 

 

「弥彦神社御上陸地」石碑と妻戸神社[長岡市寺泊野積]

先日訪れた国上寺にある「香児山」に残された弥彦の神様に関する伝承に関連し、寺泊野積にある弥彦の神様が上陸したと伝えられる海岸と、弥彦神社の摂社「妻戸神社」を参拝してきました。

 

前に書いた記事は、こちら。

kajiakira.hatenablog.com

 

古来からの伝承によると、天照大御神のひ孫にあたる「天香山命(弥彦の神様)」が、「越の国」開拓のため和歌山県熊野地方から船で日本海を渡り、最初に上陸したのが、寺泊の野積浜だそうで。

 

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上陸地とされる海岸そばの岩山には、「弥彦神社御上陸地」と刻まれた石碑が建立されております。

 

道路から岩山に上ろうと思ったんですが、「立ち入り禁止」と看板があり断念(泣)。

 

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想定外の状況に呆然としつつ、道路から石碑を撮影してみました。
次回は、砂浜から行ってみることにします。

 

また、付近に「男釜・女釜」と呼ばれる、弥彦の神様が塩たきの術を授けた跡だと伝わる場所(穴)があるそうな。

 

niigata-kankou.or.jp

 

 

若干、消化不良気味だったので、近くに鎮座する彌彦神社の摂社「妻戸神社」へ移動。

 

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弥彦スカイラインに進み、「弘智法印即身仏」や「雷獣ミイラ」で有名な、「日本最古の即身仏霊場、新潟 西生寺」へ行く途中にある神社です。


彌彦神社の摂社「妻戸神社」の御祭神は、彌彦大神(天香山命)の妃神・熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)。

 

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石段と山道を登った先にある、小さな祠の後ろにそびえる大岩が、妃神の御神体とされており、「妻戸岩」、「妻問い岩」、「口開け岩」などと呼ばれているとのこと。

 

詳細省略しますが、伝承に登場する呪いで石にされた可哀想な木こりは、今も妻戸神社の一隅に置かれているという話もあるので今度、境内探索してみよう・・・。

 

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「大岩がご神体」という事は「弥彦山頂」や「香児山」同様、古来からの神聖なる自然のパワー集まる場所に、弥彦の神が来訪(鎮座)した事で、「神聖なる土地の由来が書き換えられた」と考えても、良さそうです。

 

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弥彦山の周辺、私が知らないパワースポット(自然の良い気が集まる場所)が、もっとあるだろうなあ・・・もう少し調べてみようと思います。

 


妻戸神社[彌彦神社の摂社]

御祭神:熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)
※彌彦大神の妃神

御鎮座地:新潟県長岡市寺泊野積

ご利益(御神徳):家内安全、夫婦円満、大漁満足、醸造安全、家業繁栄

 

 

 

 

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