加持顕の日々是新潟

新潟県新発田市在住の加持顕(かじあきら)が、県内の観光・イベント、グルメ的な情報をきまぐれに投稿するブログです。

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

糸魚川ユネスコ世界ジオパーク」内にある、24のジオサイトの一つ「小滝川ヒスイ峡」。なお「小滝川」は「姫川」の支流だそうです。

 

今回はジオサイト「小滝川ヒスイ峡」にある「高浪の池」と「小滝川ヒスイ峡」、そして「明星山」を巡った際の写真を、少しだけご紹介。

 

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】


糸魚川市街地からの行き方は、「姫川」に沿う「国道148号線」を山側に進み、JR大糸線・小滝駅手前で看板に従い「県道483号線」へ右折。

 

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

お天気も良かった林道の途中で見かけた、昆虫達の写真ものっけておきます。

手前の「林道入山線」に進むと「小滝川ヒスイ峡」へ。

 

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

さらに山側へ進み「平山線」に入ると「高浪の池展望台」経由で「高波の池」に至ります。

 

今回は「県道483号線」から、山側の「平山線」経由でまず、「高浪の池」に向かいました。

 

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

「平山線」の途中、池が見渡せるポイントに整備された「高浪の池展望台」からの眺めは、こんな感じ。

遠くに「明星山」の岩肌が見えますね。

 

「高浪の池」

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

 

「高浪の池」は標高540mの白馬山麓国民休養地内にある、赤禿山の地すべりによる出来た池だそうで。周囲およそ1km、水深は13mばかりの池です。


この池では、昭和の時代に「巨大魚」の目撃が相次いだらしいですが、平成に入って以降、目撃情報はないとのこと。

目撃された「巨大魚」は「浪太郎(なみたろう)」、「翠(みどり)」の愛称で親しまれているそうです。

 

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】


高浪の池

住所:糸魚川市大字小滝19336

 

 

www.takanaminoike.com

 

「高浪の池」から、そのまま山道を進み、「小滝川ヒスイ峡」に向かいました。

 

「小滝川ヒスイ峡」

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

 河原を眺めるポイントが整備されていたので、そこに車を停め、しばし。

 

「明星山」の岩壁がそそり立つ真下を流れる「小滝川」河原は、「ヒスイ」の産地だそうです。

蛇足ながら、日本の遺跡から見つかるヒスイは、全てこの糸魚川の地から産出したものらしいです。

 

小滝川ヒスイ峡

住所:糸魚川市大字小滝

 

 

河原からさらに移動すると、「明星山」の岩肌を見渡せる展望台がありましたので、そこにも停車。

 

「明星山」

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

 

岩肌そそり立つ「明星山」は、約3億年前のサンゴ礁が移動して出来た石灰岩の山。

 

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】


「小滝川ヒスイ峡」から見える南側の壁は、真下の小滝川から約450mもの高さがあり、上級者向けのロッククライミングの名所。

訪問地にも、2名ほどロープ使って崖を登る人を見かけました。

 

あの岩肌をロープだけで登るなんて・・・怖いよね(笑)。

 

高浪の池と小滝川ヒスイ峡、そして明星山【糸魚川ジオパーク・小滝川ヒスイ峡】

展望台には、案内板も設置されておりました。


明星山

住所:糸魚川市大字小滝

 

 

今回は観光目的でなかったので駆け足で巡りましたが、次回来るときは温泉とか周辺観光含め、ゆっくり巡ってみたいです。 

 

geo-itoigawa.com

 

 

 

◎「国石」糸魚川翡翠 勾玉ストラップ21mm(s14)

◎「国石」糸魚川翡翠 勾玉ストラップ21mm(s14)

 

 

 

 

蓮華温泉手前にある、湖面穏やかな白池[糸魚川市大字大所990番地4]

先日、新潟県上越地区、糸魚川市の観光スポットを巡った時の写真を少しだけ。

 

今回は「秘湯・蓮華温泉」に向かう「県道505号線(入ノ平白馬線)」の途中にある「白池」です。

蓮華温泉手前にある、湖面穏やかな白池[糸魚川市大字大所990番地4]


「白池」はブナ林に囲まれた南北450m、東西250m、水深は5m以下のだ円形の池だそうです。

 

蓮華温泉手前にある、湖面穏やかな白池[糸魚川市大字大所990番地4]

標高1090mの白馬大池火山から出た溶岩流のくぼ地にあり、鏡のように穏やかな水面に映る景色が綺麗な池です。


なお、糸魚川市にはもう一つ「根知しろ池(糸魚川市大字大久保922番地)」があり、その池と区別するため、「蓮華白池」と記載される事があるようです。


<白池までの行程>

姫川に沿って進む国道148号線・平岩交差点より、県道375号線に曲がります。

JR大糸線・平岩駅手前で、「県道505号線(入ノ平白馬線)」へ進みます。

この道の終点、中部山岳国立公園区域内の「秘湯・蓮華温泉」は、白馬岳や朝日岳などの登山拠点でもあります。

 

蓮華温泉手前にある、湖面穏やかな白池[糸魚川市大字大所990番地4]


白池(蓮華白池)

住所:糸魚川市大字大所990番地4

 

 

<交通アクセス>

●JR大糸線「平岩駅」より車で約30分
北陸自動車道糸魚川IC」より車で約60分

 

niigata-kankou.or.jp

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

9月に訪問した神社なのですが、個人的に相性の良い場所であったのでご紹介しておきます。

長岡市寺泊硲田に鎮座する「国常立神社」。硲田地区の産土神なんですが、創立年月不詳とのこと。

蛇足ながら 「産土神(うぶすながみ)」というのは、その人の生まれた土地を守る神様の事で「鎮守の神様」とも呼ばれますね。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

祭神は「国常立尊」、龍の御姿をした神様だそうです。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

少し下がった境内拝殿横には、「素盞嗚尊(須佐之男命)」を祀る「武塔天神社(牛頭天王社)」もありました。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」

鳥居横には、手水舎の代わりなのか、眼病に効くと伝えられる「不動尊」を祀る水場もありました。

「龍」と「水」が関連する神社、湧水マニアとしては見逃せない(笑)。


ただ、この神社は元々、仏教系(密教の仏様)の北極星または北斗七星を神格化した神様「妙見菩薩」を祀る神社であったものが、明治時代の神仏分離令により、祭神が「国常立尊」に替わったという話もあるようです。


さて、「国常立尊」は「独神(陽気のみを受けて生まれた男神)」であり、『古事記』の記述では、神世七代の最初の神とされているそうです。

あまりに厳格な神様であったため、他の神々に疎んじられ、他の神々により地下深くに封印されてしまった可哀相な神様のようで。

 

オカルト系愛好者(笑)の視点だと、「国常立尊(別名:艮金神)」は、明治時代の新興宗教大本教」教祖の一人、出口王仁三郎がその名を世に広めた神様であったりします。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」


こちら、初めて参拝致しましたが、個人的には相性の良い神社でありました。

参拝後、神社の中を覗くと、奥の方から「神様の気」のようなものも、感じられましたし(個人的感想)。

産土神とはいえ、参拝時にかなり強い「気」を感じたので、祭神である「国常立尊」のパワーがかなり強いものである事、体感出来ました(個人的感想)。


ここから少し脱線しますね。

国常立尊」で、私が最初に思い出すのは、1985年08月12日に発生した「JAL123便・日航機墜落事故」。

現場となった「高天原山御巣鷹の尾根)」はネットの「陰謀論」系ブログを読むと、「国常立尊」が封印されていた場所であり、事故で亡くなった520人の命により、「国常立尊」を復活さようと画策された・・・てな話もあります(真偽不明)。


いずれにせよ、強力なパワーを秘めた産土神として「国常立尊」が祀られる硲田地区。
これからも、情報収集して行きたいと思います。

 

蛇足ですが「国常立神社」、燕市の宮大工「沖野工務店」の手により、2017(平成29)年に改築されたようです。

 

長岡市寺泊硲田に鎮座する強力なる産土神「国常立神社」


国常立神社

鎮座地:長岡市寺泊硲田

境内社:武塔天神社(牛頭天王社

 

 

 

忘れられた原日本像―国常立尊にみる「和」の精神

忘れられた原日本像―国常立尊にみる「和」の精神

 
ひふみ新世紀―神も人も禊ぞ (TEN BOOKS)

ひふみ新世紀―神も人も禊ぞ (TEN BOOKS)