2026年06月05日に「ジャズ喫茶BIRD 60周年記念イベント前夜祭 Special Jazz Live」、2026年06月06日に王紋酒蔵「五階菱」にて、「ジャズ喫茶BIRD 60周年記念イベント」
が開催されました。

普段ならイベントの様子をすぐご紹介するのですが、今回はその前に「Jazz喫茶BIRD」の歴史について、ざっとご紹介する事にします。
以前も私のブログで「Jazz喫茶BIRD」を紹介した事があったのですが、日付を確認すると2010年頃の投稿なので、あらためてご紹介記事を書き起こしてみたいと思います。
新潟県北部の城下町「新発田市」には、1966年02月13日にオープンした老舗「ジャズ喫茶BIRD」が、60周年を迎えた現在も営業を続けております。

新発田駅と新新バイパスを結ぶ、県道32号(新発田停車場線)から、新発田城址公園方向に一本入った路地裏、新発田城址公園から徒歩9分(650m)、新発田市役所から徒歩7分(550m)ほどの位置で「ジャズ喫茶BIRD」は営業しております。

「ジャズ喫茶BIRD」のマスターであった故・坂井孝男さんは当初、関東圏にお住まいだった様で、故・中平穂積さんとも親しく交流されていた模様。

中平穂積さんは新宿にあった伝説のジャズ喫茶「DIG」のオーナーであり、また有名ジャズミュージシャンの写真を撮影されている世界的にも著名な写真家でもあった方。

坂井孝男さんは中平穂積さんとの交流の後、新発田に戻り1966年に「ジャズ喫茶BIRD」
をオープンしたそうで、そのため「ジャズ喫茶BIRD」の店内は、ジャズ喫茶「DIG」を模した造りだったりします。
さらに「ジャズ喫茶BIRD」の内装を参考にして、新潟市中央区古町地区の老舗「ジャズ喫茶SWAN」の最初の店舗(現在はパルムとして営業中)の内装が設計されたという話も聞いた事があります。

また、「BIRD」ロゴマークは、「DIG」中平穂積さんの紹介で、当時売り出し中のイラストレーターであった故・和田誠さんが手がけたものです。
その関係で、和田誠さんの奥様でもある料理愛好家の平野レミさんとも交流があるそうです。

「ジャズ喫茶BIRD」の故・坂井孝男さんは、新潟へ演奏旅行に訪れたジャズの本場アメリカの有名ジャズミュージシャンとも交流しており、先日惜しくも逝去されたソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)やマイルス・デイヴィス(Miles Davis)など、超有名ジャズ・ミュージシャンのサイン入りレコードを多数保有してるそうです。

早逝したベーシスト、スコット・ラファロ(Scott LaFaro)が参加するビル・エヴァンス(Bill Evans)トリオのレコード4枚にのサインをもらった時の話など、ジャズファンにとってはとても興味深いエピソードが聞ける、貴重なジャズ喫茶でもあります。
店内の壁には、ドラマーであるロイ・ヘインズとメル・ルイスの直筆サインもありますので、一度、お店を訪問してご確認下さいませ。