加持顕の日々是新潟

新潟県新発田市在住の加持顕(かじあきら)が、県内の観光・イベント、グルメ的な情報をきまぐれに投稿するブログです。

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

「不動の滝(開運出世の滝)」の後は、弘法大師空海)さんが発見、命名したという言い伝えが残る、酒田市升田を流れる日向川に注ぐ、滝ノ沢の途中にある絶景ポイント「玉簾の滝」へ。

 

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

「玉簾の滝」は、県道366号を「不動の滝(開運出世の滝)」から、さらに山方面に進んだ先にあります。

 

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]
駐車場から徒歩7分の山の岩肌を豪快に流れ落ちる「玉簾の滝」は、高さ63m、幅5m、山形県内随一の直瀑なんだそうで・・・。

 

滝の黒光りする岩肌は、約1500万年前に海の底で冷えて固まった溶岩なんだそうで、形状から「柱状節理」と呼ばれている模様。

 

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

また、滝のしぶきが生み出すマイナスイオンが充満している事から、パワースポットとしても人気のある場所とのこと。

 

「玉簾の滝」の名付け親は、弘法大師空海)さんなんだそうで。ある日、弘法大師空海)の夢枕に不動明王の化身が現れたそうで・・・。

 

808(大同3)年、そのお告げに従い、不動明王が鎮座する霊地を求め日向川を遡り、この滝を発見。その際、「玉簾の滝」と命名したんだとか・・・。

 

 

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

滝の前に鎮座する「御嶽神社」は、この滝を発見したのと同じ、808(大同3)年、弘法大師空海)が開基したと伝えられているとの事。


「不動の滝(開運出世の滝)」の前に鎮座する「御瀧神社」同様、以前にはこちらにも「不動明王」が祀られていたと思われますが、明治時代の神仏分離令により、「御嶽神社」となったと推定されます。

 

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

現在の「御嶽神社」に祀られる御祭神は「天照大神」、「伊邪那美神」、「大山祇神」、「倉稲魂命」、「弥都波能売神」との事。


私は初めて知った「弥都波能売神」は「水の神様」、「祈雨・止雨の神様」であり、「水難守護」や「天候祈願」など、水に関連するご利益やご神得があるとされている様です。

 

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

神社本殿手前の手水は「御嶽神社の清水」として、「里の名水・やまがた百選」に選定される名水なんですね・・・。

 

新潟県内の名水探訪も一段落してる事だし、山形県内の名水探訪とかも面白いかもしれませんね・・・。

 

 

弘法大師(空海)ゆかりの「玉簾の滝」と「御嶽神社」[酒田市升田]

 

玉簾の滝[御嶽神社の裏手]

住所:山形県酒田市升田字大森

 

 

 

今回の山形県庄内地方へのふらり旅の様子は順次、追加していきます。

 

kajiakira.hatenablog.com

 

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