音楽繋がりの友達がライブをするという事だったので、久しぶりに福島県の会津方面にドライブしてきました。
せっかくなんで、これまで行った事のない柳津町方面を散策してみました。
最初に訪れたのは「赤べこ発祥の地」でもある「福満虚空藏菩薩 霊巌山 圓藏寺」。
地元の観光協会作成のホームページを眺めると、このお寺は大同二年(807年)、法相宗徳一大師によって開創されたと伝えられるそうで。
ご本尊の「福満虚空蔵菩薩」は、唐の霊木を弘法大師自ら刻んだとの事。
由来としては、弘法大師が唐から持ち帰り、祈祷の後、海に投じた霊木が越後の海から只見川を溯り、柳津に漂着。
その霊木に邂逅した弘法大師が刻んだのが、こちらに建立されるのが「福満虚空蔵菩薩」なんだそうです。
また、1611年に会津地方で起きた大地震で被害を受けた「虚空藏堂(本堂)」再建の際、何処からともなく現れ木材運搬の手助けをした赤毛の牛の群れを「赤べこ」として祀ったことから、会津の柳津が「赤べこ発祥の地」と言われるようになったとのこと。
境内で写真撮ってはきたのですが、撮影条件等にかなり厳しいお寺のようですので、掲載しない事にします。
そのままさらに山奥に向かう道をしばし散策。
知人がお勧めしてた温泉地などをチェックした後、狭い山道を経て「久保田三十三観音」へ。
横に田圃があるものの、民家もないような場所にある小高い丘陵に、三十三体の石の観音菩薩が安置されているというのも、何だか不思議な感覚でしたね。
新潟にある三十三観音は大体、お寺の境内裏にある小山に建立されているので、違和感は半端なかったです。
十字架を手にした「マリア観音」など、珍しい観音様も建立されているそうですが、道がかなり急だったのと、時間もあまりなかったので、全体を拝観するのは後日という事にして、会津若松方面に移動する事にしました。
音楽繋がりの友達のライブまで、もう少し時間があったので会津若松にある思い出の場所「さざえ堂」を拝観した様子は、次回。