●「龍の姿をした桜」を認識した
夏は、住宅街の一角にある池なのに、ほたるが生息するスポットとして人気がある、新潟市東区にある「じゅんさい池」。
この池(か、隣の池)には、龍神様にまつわる伝説が残っているようです。
で、池のほとりに1本だけの桜があります。
以前は「心霊スポット」という認識で訪問していたので、「怖い」という印象しかなかったのですが。
この日、近くで食事(そば)した後、何気に「呼ばれた」気がしたので訪問してみたら、印象ががらっと変わりました。
色んな方向から桜を写しておこうとファインダーの覗きこんでたら、ある方向から見た時、「あれ?この桜、丁度、池から出て来てるような、龍の姿になってるわー」と認識。
そういう意識で池の周りを移動し、色んな方向から眺めてみたら・・・。
あれまー。どの方向からも、「龍の姿」にみえるじゃん・・・と(笑)。
見てる意識が変わると、こんなにも見方が変わるんだなあ・・・と妙に感心。
いやはや、意識するというか「波長が合う」と認識出来るんだねー、こちらの龍神様。
ちなみに龍神様を祀る「上道神社」は、大形神社の境外社だとか。
そういえば以前、神仏研究家の桜井識子さんが、福井県の日本海に面した海食崖「東尋坊」の事を話してましたね。
「東尋坊」は自然の力満ちた「パワースポット」であると同時に、「自殺の名所」としても有名なため、「どちら」に意識を向けるかで、「影響が異なる」(意訳)という話でしたね。
今回の「じゅんさい池」の話に戻すと、「龍神の気配がする神域」ととらえるか、「心霊スポット」として怖がるかで、見かた・感じ方が「ガラっ」と変わった訳で・・・これを実感出来た事は、とても良い経験でしたね。
「物事を別の視点で眺めると、導き出される答えも異なる事がある」という話でした。