桜井識子さんの新刊「にほんの結界 ふしぎ巡り(宝島社)」読んでます。
その中で「生き霊や強い悪霊、しつこい他人からのイヤな念などを1日でクリアにする画期的な方法」として、「お不動さんを1日で5ヶ所巡る」という話があります。
てな訳で、前回の【中越編】に引き続き【下越編】として地図から新発田市以北で、お不動さん祀ってる場所を探し出し、(多分)巡ってきました。
今回選んだ5ヶ所は「菅谷寺(新発田市菅谷)」、「越後胎内観音(胎内市下赤谷)」、「荒沢お不動さま(胎内市下荒沢)」、「多岐神社(岩船郡関川村滝原)」、「乙宝寺(胎内市乙)」でした。
1)菅谷寺(新発田市菅谷860)
「菅谷寺」は、源頼朝の叔父君である護念上人(源慈応)が開いた、日本三大不動尊の一つとも言われる古刹です。
2)越後胎内観音(胎内市下赤谷384−1)
「童女石」で一部マニアに有名な「帰林殿」には、本尊の「十一面観音像」、「子育地蔵菩薩」と並び「不動明王」が安置されていたんですね(汗)。
3)荒沢お不動さま(胎内市下荒沢)
主要道路から案内看板もなく、山の中を入った先にある「お不動様」でしたが、境内は結構良さそうな雰囲気でした。
「荒沢」という地名の元にもなった、奈良時代まで遡れる由緒正しいお不動さんのようです。
資料があれば、もう少し掘り下げてみたい場所ですね、こちらは。
ネットを眺めてると「湍津姫命」を祀り、「天照皇大神」を合祀した・・・と書いてありますね(汗)。
でも正面には「大聖不動明王」の額・・・。
まあ、お不動さんも祀られていると信じよう、そうしよう(笑)・・・でも、次回巡る時はルートから外そうかな・・・w
5)乙宝寺[胎内市乙1112]
公式ページには、「天平8年(736年)聖武天皇の勅願により行基菩薩、婆羅門僧正の二人の高僧が開山されました。」と書かれている由緒正しい古刹でございます。
境内に「独鈷水(どっこん水)」が湧くお寺として度々参拝しておりましたが、こちらにもお不動さんが祀られていたんですね・・・。
不動明王が祀られているのは、本堂(大日堂)ではなく、「方丈殿(真言堂)」。
丁度、紅葉が綺麗な時期でした。
新潟の下越地区で「お不動さんを1日で5ヶ所巡る」というのは、行き当たりばったりだと時間かかる事が判明しました(汗)。
もうちょっと分かりやすいお不動さん祀ってるとこ探しときます・・・。