神社仏閣を巡っていると、地元の菅谷不動尊などに祀られる「不動明王」が特に気になってはいたのですが、今回参拝した「火産霊神社」の御祭神は「火産霊大神」。
こちらでも「疫病よけのお札」を配布しております。
「寺山不動尊」と名前がついてる事からも分かる通り、仏教でお馴染みの「不動明王」が、神様になると「火産霊(ほむすび)大神」となるようですね・・・その辺りは、よく調べてみないと。
てな訳で、どうも私、子供の頃から「お不動さん」に、ご縁があるようです。
神仏研究家・桜井識子さんの「開運に結びつく神様のおふだ─ 神社別おふだのごりやく(ハート出版)」に登場する、新潟県内の神社を巡った後、「疫病よけのお札」をいただける神社を巡っております。
今回は、地元のコミュニティー誌「キャレル(2020年09月号)」の特集記事で、「疫病よけのお札」を配布している神社の1社、新潟市東区寺山3に鎮座する「寺山不動尊 火産霊神社」を参拝してきました。
御祭神:火産霊(ほむすび)大神[迦具土神]
御祭神の「火産霊(ほむすび)大神」は、火の神。火山を神格化した神様のようですね。
「火難除け」、「厄除け」、「病気平癒」などのご利益があるそうです。
蛇足ですが、全国に鎮座する「愛宕神社」や「秋葉神社」などの祭神でもあります。
「寺山不動尊 火産霊神社」の由緒によると約四百年前の神仏混合の時代、大杉神社の別当職にあった寺山家第五代三僧祇法印元誉氏が、紀伊乃国(和歌山県)熊野一之木戸より、源氏の護り本尊「不動明王」を授かったそうで・・・。
以来、「寺山不動尊」として奉祀され、昭和二十四年に「寺山不動尊 火産霊神社」が建立されたそうです。
拝殿脇には、菅谷寺(新発田市)などにもある、祈願の際に水かける事が出来るお不動さんもあり、神仏習合の名残を、ひしひしと感じます。
鎮座地:新潟市東区寺山3丁目28−10