横の道路を通るたび気になっていた「五泉八幡宮」・・・ようやく参拝出来ました。
さて五泉市の市街地、五泉城趾に鎮座する「五泉八幡宮」は、元慶3(879)年に創建された神社だそうで。
「八幡神社」ですから、文武の神である「誉田和気命(応神天皇)」を御祭神とする神社ですね。
その他の御祭神として「気長足姫命(神功皇后)」、宗像三女神の「田心姫命(奥津島比売命)」、「湍津姫命(多岐津比売命)」、「市杵嶋姫命(市寸島比売命)」をお祀りしているようです。
周辺の神社を合併したらしく、「白山比賣命(菊理姫神)」、「大国主命 (大黒様)」、「大山祇命(大山津見神)」、「健御名方命(諏訪大神)」など沢山の神様が合祀されている模様。
また「疫病退散」にご利益ありそうな神様である、祓戸四柱の「速秋津比賣神」と「速佐須良比賣神」。
悪霊邪気の侵入を防ぐ神「久那斗神」、禍を直す神々である「神直日神」と「大直日神」なども合祀されているようで、「疫病退散」祈願にはもってこいの神社ではないかと・・・・。
こちらの境内にて毎年、「七夕風鈴祭・天の川巡り」というイベントが行われており、「五泉八幡風鈴」を始め、日本全国47都道府県・世界の風鈴が奉納されるとの事。
ただ今年(2020年)は、世界的な疫病流行のあおりで、開催規模が縮小されていたようです。
社務所前の池「神使亀の池」には、高円宮・出雲大社より贈られた「日本石亀」8匹がおりました。
これ、平成31(2019)年に「御創祀1140年」のお祝いがあった際、造営されたようです。
神使亀である「日本石亀」、幼体の時は「金運招福」を招く「銭亀」、成体になると「開運・成長・出世・縁結び」等の御神縁をもたらしてくれるそうです。
「銭洗所」に置かれるザルに硬貨等を入れ、瓢箪の水鉢で祓清めると「種銭・福銭」に変えてくれるようです。
早速、手持ちの硬貨を祓清め、「福徳円満の御神徳」をいただいてきました。
日本国内でお金についた「不浄」を祓清め出来る場所としては、鎌倉市の「銭洗弁財天宇賀福神社」や、宮城県石巻市の「金華山銭洗辯財天」などがあるようです。
ただ「疫病流行」のため、気軽に旅行出来ない状況続く中、新潟県内のよく行ってる土地で「銭洗所」を見つける事が出来たのは、本当に幸運だと思ってます。
ありがたやー。
境内社「青麻神社」には、無病息災、疫病退散、病気平癒などの効能が記載されておりました。
境内社「稲荷神社」も、中々ご利益ありそうな雰囲気でした。
石の社が複数あり、手前の鳥居をくぐると別の神域に入った感じがしましたね。
その他の境内社として「服部神社」、「古峯神社」、「薬神社」、「天満宮」などがあるそうです。
鎮座地:五泉市宮町5−45(五泉城趾)
電話: 0250-42-3220