令和元年、10月22日(火・祝)。
東京の皇居にて「即位礼正殿の儀」執り行われた日、どうも「参拝しに来なさい」と呼ばれた気がしたので、前回行きそこねた弥彦村の霊峰・弥彦山頂の「御神廟」へ参拝してきました。
「御神廟」は、「天香山命」と「妃神・熟穂屋姫命(妻戸大神)」を祀っており、神様ご夫婦を祀るという事で、最近は「縁結びのパワースポット」として注目集めていますね。
さて当日は、新潟も朝から雨模様。
弥彦村の天気をネットで調べると、午後から「曇り」に転じるらしいので、予報を信じて、とりあえず弥彦山へ向かう事に。
雨足見つつ、弥彦山スカイライン経由で山頂付近の駐車場まで辿り着くも、今だ雨止まず(泣)。
最新刊「創竜伝14〈月への門〉」の出た「創竜伝(著:田中芳樹)」の既存巻を読みつつ、しばし待機後、小降りになった時間見計らって、弥彦山頂アタック開始。
運動不足の体をだましつつ、雨に湿った参道を慎重に進み、なんとか山頂まで辿り着く事が出来ました。
この日の山頂「御神廟」は、風もなく穏やかな雰囲気でしたね。
天皇の御即位に合わせ、何か特別な変化があるかなあ・・・と思っての参拝だったのですが・・・。
弥彦山頂の雰囲気から察するに、山頂の神々は、子孫の即位を「温かく見守る」という風情でありました。
山を降りる頃には日本海側には陽が差し込み、佐渡ヶ島がくっきり見える位まで天気も回復。
山を降りた途端、弥彦山の峰ぎりぎりに海側から陽が差し込んでましたね。
本来なら、そのまま長岡市にある新潟県立歴史博物館に行く予定だったんですが、雨が止むのを待っていたために、予想以上に登山時間が遅くなり、入館可能時間までに辿り着く事出来ず断念。
せっかくの無料開放日だったのだが・・・第一目的達成したのでそれで良し。
長岡行き断念で時間の余裕が出来たんで、弥彦駅付近の観光施設で遅い昼飯調達。
日暮れ寸前でしたが、麓の弥彦神社も参拝することに。
麓の弥彦神社(彌彦神社)は弥彦山頂同様、「天照大御神」の曾孫にあたる「天香山命」を祀る、由緒ある神社です。
個人的に、精神的に疲れる日々が続いているので、多少なりともリフレッシュ出来たかなあ・・・と。
準備運動もなしに登山したんで、翌日の影響抑える目的もあり、帰りに日帰り温泉「多宝温泉 だいろの湯」に寄ってきました。
こちら3本の源泉があり、それぞれかけ流しという、なんとも贅沢な日帰り温泉だったりしますが、祝日営業なので「夕方割引」が適用されず、ちょっとがっかり。
入浴後、「創竜伝(著:田中芳樹)」の既存巻の続き読みつつ、テレビに流れる「即位礼正殿の儀」をぼーっと眺めておりました。
蛇足ですが、館内でジャズが流れていたんだけど、セロニアス・モンクがソロで演奏する「Ruby, My Dear」とか、不明のピアノトリオが演奏するホレス・シルヴァーの「Psychedelic Sally」など、かなりえぐい曲が続いて、「BGMだとしても、誰が選曲してるんじゃいこんな曲」とか思ったのは、内緒です。