蒲原神社の周辺に400店ほどの露店・屋台が、延べ1kmも立ち並ぶ蒲原まつり。
「ぽっぽ焼き」のほか、「射的」や「おばけ屋敷」などもあったり。
蒲原まつりは、柏崎市の柏崎えんま市(6月)、村上市の村上大祭(7月)と合わせ「新潟三大高市」と言われているとか。
今年は6月30日(木)〜7月2日までの開催。
1日夜には、五穀の豊凶を占う神事「お託宣(御神籤)」があり、金子宮司から「五穀八分の作 水あり」と、発表されたそうです。
境内からいただいた資料によると、「お託宣」は鎌倉時代(1192-1333年)から行われているとのこと。
『八分の作から六分の作迄種々の組み合わせで、水あり、風あり、難なし等の札で七月一日の夜大衆の面前で占いを行う』
『これ(占い)が大変よく当たるのと云う事で百姓さん達が舟を連ねてお祭りを見に来ました』
と、あります。
蛇足ですが、蒲原神社は元禄三年(1690年)、上杉影勝と覇を争っていた新発田重家から現在地を拝領し、今日に至るそうです。