加持顕の日々是新潟

新潟在住の加持顕(かじあきら)が県内のニッチな情報をお届けしてます。

聖籠町の由来「聖籠山」に鎮座する宝積院(聖籠町大字諏訪山)

新発田駅前に鎮座する「諏訪神社」は、創建時の大化4(648)年、北蒲原郡聖籠町の諏訪山にあり、後に新発田氏により新発田城そばに遷座したそうな。

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諏訪神社」が現在の聖籠町大字諏訪山の何処にあったんだろう・・・と思いつつ、車を走らせていると、目についたのが田圃の中にある小高い丘。

「聖籠山」と呼ばれる小高い丘には現在、利発な鷹「緑丸」の伝説と、「十一面観世音菩薩」が安置された、越後三十三観音札所巡礼地 第二十九番札所「宝積院」が鎮座します。

また新発田城主初代・溝口秀勝侯が、この観音寺の熱心な信者であったため、町の有形文化財に指定されている溝口侯ゆかりの品々が保管されているとのことです。

宝積院の本堂は、修繕中でしたね。

 

二王門の横には弘法大師空海)石の彫刻と、羅漢なのか仁王(金剛力士)なのか、よくわからん、顔だけが彫られた石が。

 


越後三十三観音札所巡礼地 第二十九番札所
聖籠山 宝積院[真言宗 智山派]

ご本尊:十一面観世音菩薩

住所:北蒲原郡聖籠町大字諏訪山578
電話:0254-27-7773