加持顕の日々是新潟

新潟県新発田市在住の加持顕(かじあきら)が、県内の観光・イベント、グルメ的な情報をきまぐれに投稿するブログです。

カルビー・ポテトチップスかんずり味(新潟県)を購入してみた。

新潟の地元スーパーで、「カルビー・ポテトチップスかんずり味(新潟県)」が、2018年2月19日より発売されてたので、思わず購入してしまいました。

 

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全国47都道府県の味をポテトチップスに仕立てた「ラブ ジャパン」プロジェクトの第3弾だそうで、期間・数量限定販売とのこと。

 


ラブ ジャパン プロジェクト:新潟県編「かんずり味」カルビーポテトチップス

 

ちなみに「かんずり」は、新潟県妙高市の特産品で、唐辛子を発酵させて作る香辛調味料。

kanzuri.com

 

「とうがらし」、「糀」、「柚子」、「食塩」を原材料に、3年かけて作られます。

まず、収穫後に塩漬けにした「とうがらし」を雪の上にさらすことで「あく」を抜きます。
そのあと洗浄した「とうがらし」を、「柚子」や「糀」などと共に混ぜ、発酵させます。

 

 

 

かんずり」は独特の風味と味が人気の商品で、新潟県内・駅の売店や各地のお土産物屋さんで購入出来ます。

 

 

かんずりを使用した商品は、まだまだあるので参考までに。

 

 

 

 

長岡市冬の風物詩・美松のサンキューまつり2018、2月4日に買いに行ってみた。

いつかは並んで見たいと思ってた長岡のお店へ行ってきました。

さて、美松が昭和34年2月4日に創業したことにちなんで始まった「美松のサンキューまつり」。

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毎年2月と11月に、シュークリームを1個39円(本体価格)で販売する長岡の名物イベントです。

 

今まで、誰かに買ってもらってばかりいたので、一度は行列に並んで購入したいと思いつき、用事ついでに長岡まで足を伸ばしてみました。

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郊外店を覗いてみたら、「数量限定売り切れ」だったので、長岡駅前にある「MIMATSU CAFE 大手店」へ。

 

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このお店、アオーレ長岡そばだったんですね。

訪問した日は2月4日、ちょうど創業の日でしたね。

 

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長岡名物「美松のサンキューシュークリーム」
10個入り390円(税込420円)

 

くどくなく、あっさりとした甘さのクリームが中に入ったシュークリームは、一人何個でも食べられる感じです。 

 

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MIMATSU CAFE 大手店

住所:長岡市大手通1-4-12 都屋ビル1階
電話:0258-36-0852

営業時間(ショップ):10時00分~19時00分
営業時間(カフェ):10時00分~19時00分 (ラストオーダーは18時30分)

定休日:無休

宇宙戦艦ヤマトをつくった男 西崎義展の狂気【講談社α文庫】を読んで。

豊田有恒 - 「宇宙戦艦ヤマト」の真実【祥伝社文庫】」を読んでしばらくしてから、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章・天命編」を、新潟の劇場で鑑賞致しました。

 

関連する前の記事は、こちらからどうぞ。

kajiakira.hatenablog.com

 

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イオンシネマ新潟南での「ヤマト2202第四章天命篇・舞台挨拶付」では映画上映後、羽原信義監督、福井晴敏さんが登壇。

作品上映中、私の前の席にいた人が漫画家のむらかわみちおさんで、舞台挨拶途中から登壇するサプライズもあり、なかなか面白い体験でした。

 

 

さて最近、古参ファンにも人気が高いリメイク作品「宇宙戦艦ヤマト2199」、そして「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」に登場するのが、ガミラス帝国の総統・デスラーです。

リメイク版では「アベルト・デスラー」というフルネームが用意され、暗殺されかけたり、人民もとろもヤマトを抹殺しようと企み、逆にヤマトに反撃喰らうなど、前作以上の無双というか非情っぷりが気になっていたのですが、モデルになった人物に皮肉を込めて似せているのではないかと思い至った訳で。

 

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そうなると、性格モデルになったらしい、「負の人徳」とも表現される西崎義展プロデューサーの評伝を俄然、読みたくなりました。


宇宙戦艦ヤマトをつくった男 西崎義展の狂気【講談社α文庫】」

 

「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 (講談社+α文庫)

「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 (講談社+α文庫)

 

 

約450ページにも渡る本書は、「愛とロマン(皮肉込め)」に生涯を捧げ、何より「宇宙戦艦ヤマト」という大ヒットアニメに、全てを捧げた独立プロデューサーが紡ぎだした「光と影」の物語です。

 

また、漫画の神様・手塚治虫氏を筆頭に、有能な人材を「篭絡」しては、徹底的な「搾取」を繰り返す、西崎Pの天下無双ぶりが堪能出来ます。

「搾取」で得た金が、銀座での豪遊、愛人、船、複数台のハーレーダビットソンに消えたという事実を突きつけられるに、「独立プロデューサー」として、最後まで天下無双を続けた西崎Pの壮絶なる「生き様」に、呆然することしばし。

 

どんな破天荒な漢であっても、独立プロデューサーとして「宇宙戦艦ヤマト」を成功に導いた功績は称えるべきでしょう。

 

漫画家・松本零士氏との裁判もありましたが、この裁判で西崎Pが「宇宙戦艦ヤマト」の原作者である事が確定してしまいました。
なお松本零士氏は「設定・デザイン」担当であったことで決着した模様。

 

 

第一報がもたらされた当初から「ついに、殺されたのではないか?」と噂された、船上からの転落死に関する仔細も書かれており、この船「YAMATO号」が、山崎貴監督の実写による、「キムタク版宇宙戦艦ヤマト」こと、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」でせしめた原作料(2億円だったらしい)で購入された事も初めて知りました。

 

しかし「YAMATO」から転落して死亡というのは、あまりにも出来すぎた死に様であったような。

 

西崎Pは存命であれば、購入後に大改造を施した「YAMATO」号から予定していた続編を制作指示する予定だったとか。

 

最後まで「愛とロマン(皮肉ですが)」に執着した、西崎義展プロデューサーのブレない生き様が窺い知れるエピソードではありますけどね・・・ね。